≡☆ 六義園のお散策・季節の彩りの中で ☆≡
2008/04/20 & 2008/12/06 & 2010/03/28 & 2010/11/23

ここではツツジの花が咲き誇る春の園内と、都内にいることを忘れてしまいそうな秋の紅葉を掲載してみました。更に、念願の夜桜ライトアップや紅葉と大名庭園のライトアップも。わたしも出掛けてみようかしら−という気になって頂けると嬉しいな。

六義園・季節の彩り

パンフ

元禄15年(1702)、江戸幕府第五代将軍・徳川綱吉からこの地を与えられた柳沢吉保は自ら設計&指揮した上で、7年もの歳月を掛けて大規模な回遊式築山泉水の大名庭園を完成させたの。作庭は吉保の和歌に対する造詣が深く反映されたもので、紀州(和歌山県)和歌の浦や【古今和歌集】などに詠み込まれた景勝地88景が園内各所に再現&配置されたの。残念ながら荒廃修復を経たことから当初の88景がそのまま残されている訳ではないのですが、それでも残る全てを見てやろうとすると深〜い知識と鋭い観察力が必要なの。現在は国特別名勝にも指定される六義園。園内には大きな池が配され、周囲には様々な植栽が施され、季節毎にその表情を変え、訪れる来園者の目を楽しませてくれるの。この頁ではξ^_^ξが幾度か訪ねたときの様子を季節毎に紹介してみますので、お出掛け時の参考にして下さいね。

現地にて頂いてきたパンフをアップしておきましたが、表示するには Acrobat Reader が必要なの。
インストールが未だの方は左記のサイトからダウンロード 〔 無償 〕 して下さいね。

それでは、早速、園内の散策に出発よ。ここでは撮りためてきたものをスライドに纏めてみましたのでお楽しみ下さいね。尚、ライトアップの画像はブレまくりですが御容赦下さいね。But 雰囲気だけはお伝え出来るかしら。因みに、六義園の詳しいことは姉妹編の 六義園のお散歩 で紹介していますので、よろしければお立ち寄り下さいね。CM でした。

scene-01.mp4 scene-02.mp4 紅葉 scene-01
新緑と躑躅の花咲く春
2008/04/20
Time 00:05.04
scene-02
色づく秋
2008/12/06
Time 00:09.06
scene-03.mp4 scene-04.mp4 scene-05.mp4 scene-03
枝垂れ桜のライトアップ
2010/03/28
Time 00:05.21
scene-04
紅葉ライトアップ
2010/11/23
Time 00:07.00
scene-05
紅葉ライトアップ
2017/12/01
Time 00:07.16

scene-01
桜の季節を過ぎると園内ではミツバツツジやドウダンツツジなどが咲き始めるの。ツツジが多く植えられているのは吟花亭跡や藤代峠の辺りで、中でも藤代峠の頂からツツジを眼下にしながら眺め見る園内の景観はお薦めよ。この時期の園内はツツジだけではなくて新緑にも目を向けてみて下さいね。ここが都内であることを忘れさせてしまうほど緑豊かな木々に覆われ、心なしか空気中の酸素濃度も高いような気がするの。
scene-02
都内随一の紅葉の名所としても知られる六義園。滝見茶屋やつつじ茶屋周辺を中心にして園内のいたるところで色づいたモミジを見ることができるの。その紅葉と合わせて、園内の景観に風情を添えてくれるのが松の木の雪吊りで、都内で雪が降ることは稀で、降ったとしても積雪は数年に一度あるか無いかのことなので、考えてみれば余り必要性が感じられないのですが、それでもこれから迎える冬に備えての雪吊りは季節感のある演出でもあるわね。
scene-03
開花が近づくとTVのお天気情報のコーナーなどで紹介されることも多いことから御存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、正面入口から入園して内庭大門を潜ると目の前に現れるのが大きな枝垂れ桜なの。見たところ、かなりの樹齢を経たものかと思いきや戦後の植栽で、樹齢は未だ50年余り。それでも樹高は13mに、横幅17mの大木よ。開花時期を迎えると、その枝垂れ桜をメインにして園内のライトアップが行われるの。スライドでは園内の景観を挟んで日没直後と、暗闇に浮かび上がる枝垂れ桜の二部構成で紹介していますのでお楽しみ下さいね。
scene-04
ライトアップの照明が灯るのは16:30以降になるので日没までのトワイライト・タイムを利用して園内をぐるりとひとめぐりしてみたの。水香江のイルミネーションも時間が早すぎて、吹上茶屋で暫時の小休止。改めて水香江からの再出発よ。現在では遺構だけになってしまいましたが、造園当初は水香江と呼ばれる池があり、蓮の花が咲き誇る頃はその水までもが良い香りを放つと、李白や杜甫が「蓮の花で水が香る」と詩に詠んだことに因むのだとか。ライトアップ期間中はその情景をミストとイルミネーションで再現しているの。
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一度訪ねてみたことのある「紅葉と大名庭園のライトアップ」ですが、年月を経たことから改めて出掛けてみたの。大きく趣向を変えたところは見受けられませんでしたが、以前は日没後でも立ち入りが出来たつつじ茶屋が不可になっていたの。以前は昼間と同じように、小径を辿り、つつじ茶屋と吹上茶屋間の往来が出来たのですが、足許が不安なために夜間の歩行はダメになってしまったみたいね。






六義園は幹線道路に敷地を接しながら、一歩園内に足を踏み入れると周囲の喧騒が嘘のように静まりかえるの。回遊式の築山泉水庭園には築山と併せて巧みに石が配され、植栽もまた見事なの。花卉の種類も多く、一年を通して何かしらの花が咲くようになっているみたいね。モミジの木も多く、新緑はもとより、秋の紅葉シーズンもお薦めよ。残念ながら六義園の季節を代表する、枝垂れ桜やツツジの咲く春先や、紅葉の時期にしか訪ねてはいませんが、季節を違(たが)えるとまた趣の異なる表情を見せてくれるのかも知れませんね。訪ねる機会がありましたら、改めて紹介しますね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ