≡☆ 鶴岡八幡宮ぼたん園 ☆≡
2016/01/02

鎌倉鶴岡八幡宮では源平池の東側を沿うようにして回遊式の和風庭園(神苑)が造られ、中でもぼたん園には約100種1,000株ものぼたんが植えられているの。初詣の帰りに、そのぼたん園に咲く冬ぼたんを見てきましたので紹介しますね。

神苑ぼたん庭園

入園券

ぼたんと云えば、普通は春先の開花を思い浮かべますが、こちらでは元旦から2月中旬にかけても冬ぼたんを見ることが出来るの。勿論、施肥・追肥等に加え、寒さ対策に菰(こも)を掛けるなど、係の方々の日頃の丹精があればこその賜物ですが、花の少ない冬の時期に、色鮮やかな艶姿を観賞することが出来るのは嬉しいことよね。因みに、春ぼたんの見頃は4月上旬〜5月上旬だそうよ。But 花の開花時期はその年の気温の変化に左右されますので、事前に開花情報を得るなどしてからお出掛け下さいね。入苑料:¥500 (大人・一般) 開園時間:9:00-16:30

鶴岡八幡宮のことが詳しく知りたい方は、鎌倉歴史散策 鶴岡八幡宮編 を御笑覧下さいね。
八幡宮周辺の見処を含めて徹底的に紹介しています。CMでした。

撮りためてきたものをスライド風に纏めてみましたので、それぞれの画像をクリックしてみて下さいね。尚、右端は冬ぼたんとは何の関係もありませんが、帰宅時間に余裕がありましたので、材木座海岸まで足を延ばしてみたの。潮の香に包まれながら打ち寄せる波を見ていると不思議と心が癒されますよね。残念ながら、潮の香まではお伝えすることが出来ませんが、この景色を見ながら、気持ちだけでもしばし波打ち際に遊んでみて下さいね。

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♠ 補足 ♠

この「湖石の庭」は、中国蘇州市園林管理局・同蘇州市古典園林建築公司の技術者が、自然の太湖石を使って造成しました。中国では、三つの峰と奌石の配置が作庭の基本です。太湖石(湖石と云う)は、中国江蘇省の太湖と云う湖の底から掘り出される石灰岩に属する天然の名石で、中国の名のある庭園には、必ずと云って良いほど湖石の石組みが見られ、蘇州などには国宝の名園が数多くあります。我国では、古来より「ぼたんには太湖石」を描き、画題を「玉堂富貴」と称して珍重してきました。絵画では、このように中国を本華として日本人に親しまれてきた太湖石は、日中交流の長い歴史の中で今日まで我国には渡来しなかったようで、実物を見ることは出来ませんでした。現在、中国では太湖石は天然記念物として保護されており、国外への持ち出しは禁止されています。この太湖石は、昭和59年(1984)に、日本と中国の永遠の友好を願って、宗之光・李清中国駐日大使夫妻(当時)の特別の計らいで鶴岡八幡宮ぼたん庭園に寄贈されたものです。また、斎館側入口に置かれている「石筍」と云う中国の奇石は、平成6年(1994)の同館竣功を記念して中国江蘇省人民政府より寄贈されました。これらの事業に対し、社団法人日中協会の御協力を頂きました。鶴岡八幡宮



♥ 後日訪問記 2019/02/02  ♥

scene-05.mp4 いつもは初詣の帰りに寄り道するので、苑の南側に植えられている牡丹は日蔭になっていることが多くて、見事な花を咲かせてくれているのに寒そうな佇まいをしていたの。時間を変えて訪ねる機会を得ましたので参考までに紹介しておきますね。寒空の元ではあるものの、温かな陽射しを浴びて牡丹もつかの間微睡んでいるようで、素敵な笑顔で出迎えてくれたの。花の少ないこの時期にこうして牡丹の艶姿を観ることが出来るのはうれしいことよね。 scene-05
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ぼたん園に咲く冬ぼたんを苑内外の景観を織り交ぜて紹介してみましたが、お楽しみ頂けたかしら?幸いにもξ^_^ξが訪ねたときには積雪も無く、冬の時期としては比較的穏やかな陽気の下での観賞が出来たの。中には、雪を纏いながらもけなげに咲くぼたんの方が風情があり、冬ぼたんらしい−とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、木洩れ日を浴びながら咲く冬ぼたんからは、見る方にも陽射しの温もりが伝わってきて、心なしか心までほっこりとして来るの。今回の冬ぼたんの観賞は初詣の帰りに立ち寄りましたので、斎館のある東側の出入り口から入園しましたが、太鼓橋の右手にも出入り口があるの。JR・江ノ電鎌倉駅から歩いて来られた場合はこちらの出入口を御利用下さいね。その場合は斎館側が出口になるので、御案内した順路とは逆コースになりますので御了承下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ