JR五反田駅から歩いても僅か15分と云う都心の一等地にありながら、見事な紅葉が楽しめる公園があると知り、出掛けてみたの。それが今回紹介する池田山公園で、規模の上では他の公立公園には到底かないませんが、都心の中に位置してあるとは思えない景観を見せてくれたの。
実はξ^_^ξは訪ねてみて初めて知ったのですが、この池田山公園のルーツは江戸時代に岡山藩池田家の下屋敷がこの辺り一帯に置かれたことに始まるの。都内には全部で23ヶ所あると云う大名庭園ですが、この池田山公園もその内の一つで、嘗ては敷地内に広がる庭のほんの一部だったと云うわけ。同じ大名庭園に由来する公園でも、新宿御苑は余りにも大きすぎて別格ですが、池田山公園は余り広く知られることもないせいでしょうね、訪れる人も少なく、落ち着いた表情を見せてくれたの。残念ながらξ^_^ξが訪ねたときには紅葉の見頃は少しばかり過ぎていましたが、それでもこの見事さなの。陽の当たる時間が短いせいか、低地となるひょうたん池の周りでは既に葉を散らした木々が多くありましたが、高台にあるあづまやを中心にして、今まさに秋の名残りを惜しむかのように木々が燃え立っていたの。入園料:無料
現地案内板には公園管理詰所では「花の開花時期などについてもお応えします」とありました。
これは嬉しい対応ね。お言葉に甘えて、お出掛け前には紅葉情報を問い合わせてみてはいがかしら?
〔 池田山公園 〕 江戸時代の寛文10年(1670)に岡山藩池田家の下屋敷が出来たことから、この一帯は池田山と呼ばれるようになりました。下屋敷は当初11,000坪以上の広大な敷地に山あり谷あり、鴨場まであったそうです。明治に入って敷地は縮小されたものの、引き続き池田邸として使われていましたが、大正末期には周囲の大部分が住宅地として分譲されていきました。その後、池田邸の所有者も変遷していきましたが、品川区が購入して昭和60年(1985)に区立公園となり、現在に至っています。起伏に富んだ地形を活かして、高台にあずまやが置かれていますが、ここからの眺めは「のぞき池方式」とも云われ、見事なものです。低地にはひょうたん形の池を配し、その周囲をぐるりと巡ることができる池泉回遊式庭園となっています。池の周りには、桜・つつじ・紫陽花などの季節の花々が咲き、初夏の若葉、秋の紅葉など四季折々に表情を変える公園は、どの季節に訪れる人も充分に楽しませてくれています。公園としては規模はそれほど大きくないのですが、都内に幾つか残る大名庭園の一つであり、都心にあるとも思えないような、ゆったりと落ち着いた雰囲気を味わうことが出来ます。品川区道路公園課
それでは、早速、園内のお散歩に出掛けましょうね。
今回は目にした景観をスライドに纏めてみましたのでお楽しみ下さいね。
御覧になりたい方は画像をクリックして下さいね、別窓( or 新しいタブ )を開きます。
scene-01
Time 00:02:18
scene-02
Time 00:02.16
scene-03
Time 00:02.16
Appendix
Time 00:02.18
都心の真っ只中にありながら、喧騒とは無縁の公園を見つけたの。それが今回紹介した池田山公園で、大名庭園の名残を伝えているの。園内には多種類の花卉が植栽されているので、開花時期には色とりどりの花が園内を埋め尽くすとのことですが、やはりお薦めは秋の紅葉のようね。ξ^_^ξが訪ねたときは少しばかり見頃を過ぎていたようですが、それでも充分に楽しむことが出来たの。遠出しなくても、意外なところに見処はあるものなのね−と云うのが正直な感想ですが、五反田駅からでしたら歩いても僅か15分余り。これなら気軽に足を向けることも出来ますよね。日毎に色を変えていく紅葉ですから、季節には一度と云わず、二度三度と足を運んでみるのもいいかも知れないわね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥
御感想や記載内容の誤りなど、お気付きの点がありましたら
webmaster@myluxurynight.com まで御連絡下さいね。
TOP | INDEX | どこにもいけないわ |