≡☆ 東松山ぼたん園 ☆≡
2010/05/01 & 2010/05/03

東松山には名の知れた牡丹園が二つもあるの。その内の一つが箭弓稲荷神社のぼたん園で、もう一つがこの東松山ぼたん園なの。何と3haもの敷地に5,800株余のボタンが植えられていると云うのですから半端じゃないわね。箭弓稲荷神社のぼたん園に引き続き、ボタンめぐりをして来ましたので紹介しますね。

東松山ぼたん園

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この東松山ぼたん園ですが、普段は車が無ければ行けないようなところにあるのですが、ボタンの開花期には東松山駅の西口から臨時のシャトルバスが運行されるの。運行間隔にしても20分おきの発車と至って便利よ。おまけに料金は片道たったの ¥100 ( ′10.05 現在 ) なの。そのシャトルバスを降りると広場があり、来園者のために大岡コミュニティーセンター(集会所)が無料の休憩所として解放されていたの。広場ではボタンを始めとした花卉の苗木や地元のとれたて野菜の直売所、おまつりにはつきものの露天なども出ていて、ボタンの開花時期なら周囲にお店が無くても食事に困ることは無いわね。地元のパン屋さんまで出張販売に来てた位だもの。その広場を抜けてぼたん園の入口へと向かいましたが、ボタンの開花期のみ入園料 ¥500 ( ′10.05 現在 ) が必要なの。

パンフ(表) パンフ(裏) パンフ

現地で頂いてきたパンフレットをアップしておきましたが、表示するには Acrobat Reader が必要なの。
インストールが未だの方は左記のサイトからダウンロード 〔 無償 〕 して下さいね。

この公園は市の花・ぼたんの普及活動の一環として平成2年(1990)03月に開園し、その後拡張工事を経て関東有数のぼたん園となりました。ぼたんは昔から花王とか花神等と呼ばれ、その豪華さと気品は他を圧するものがあります。特に淡桃色や藤色の花は、妖気さえ漂わせ、朝露を宿してほころび始めたぼたんの花は一層魅惑的です。原産は中国北西部で、古くから根を薬草として使っていましたが、隋(6世紀)の頃から園芸植物として栽培され始め、唐代(7・8世紀)には大流行しました。日本への渡来は奈良時代と云われ、最初は薬草としてお寺などに植えられていましたが、平安時代に観賞用として栽培されだし、江戸時代には品種も多くなり、一般に広まりました。例年4月下旬頃から色鮮かな花をつけ、現在306種約5,800株となっております。

因みに、頂いてきたパンフに依れば、ぼたん園を称してはいますが、ボタンの他にも芍薬が1,300株程植えられているの。加えて開花時期は異なりますが、水仙が約13,000株、臘梅114株などが植栽されていて、ちょっと変わったところでは十月桜と冬桜を合わせて70本程が植えられているのだとか。なので、冬場の寒い時期でも何かしらの花を見ることが出来そうね。それはさておき、このぼたん園の広さは約3haもあり、駆け足で観て歩くにしても30分は優に掛かりそうね。因みに、ξ^_^ξののんびりとした足取りでは、花々を撮りながら歩き回ったこともあり、一時間程の所要時間でした。それにしても一口にボタンと云っても数多くの品種があるのね。株脇には名札が添えられていましたが、余りにも多すぎてとても覚えきれるものではないわね。その前にそれぞれの違いが良く分からない(笑)。

















スライドではドサクサに紛れてシャクヤクも織り交ぜて紹介しましたが御容赦下さいね。観覧を終えての感想ですが、箭弓稲荷神社のぼたん園では狭いところに密集して植栽されていたせいか、ボリューム感があり、観る者を圧倒する艶やかさがありましたが、こちらのぼたん園では余裕ある植栽ゆえに全体として閑散とした印象なの。本数からすれば箭弓稲荷神社の5倍近くあるので決して負けはしないハズなのですが。追体験される場合には、先ず最初にこちらのぼたん園を訪ねた後に箭弓稲荷神社に足を運ばれてみては?お帰りの際にもその方が駅に近いし、バス時間を気にする必要も無いので安心よ。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ