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| ≡☆ みちのくに紅葉燃えて ☆≡ |
90.10.20 - 90.10.22 [ 1/3 ]
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些か古くて恐縮ですが、ツアーを利用して東北を旅した時の記憶を元に作成した頁です。正直云ってこの時まで、東北というと暗い印象がつきまとい、仲々足が向かずにいたのですが、この旅がその印象を変えてくれました。時間の余裕が無くて駆け足の旅でしたが、いつの日にか再訪してみたいものですね。尚、記事中の列車ダイヤ、料金などは当時のものですので目安程度として下さいね。
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一日目:奥入瀬渓流と十和田湖遊覧
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1.JR上野駅
うえのえき
23:00発
90.10.19
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今では廃止されてしまった寝台特急【ゆうづる3号】に乗車。93.12に廃止になりましたが、新幹線の延伸や新規開業に追いやられるようにして日本各地から寝台特急が消えつつありますね。ξ^_^ξのような単なる旅行者でも、あの寝台列車の持つ雰囲気に旅愁を誘われるのですが。乗車するまでは眠れないんじゃないの?−と心配していた連れも、この時から寝台贔屓きに。 特急券:¥3,090 寝台券:¥6,180
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【ゆうづる1号】が02.10.04に臨時運行されましたが、その後の運行予定はもう無いようね。 使用されていた車両も廃車にされてしまったのかしら。
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2.JR青森駅
あおもりえき
8:21着 9:20発
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初めて青森駅に降り立ちましたが、閑散とした景観に思わず寂しいところねえ−と云うのが当時の率直な感想でした。駅前には土産物店が軒を連ねていましたが、朝早くから林檎を売るおばちゃんの掛け声だけが威勢良かった記憶があります。バスの出発時間まで余裕があり、目覚めのコーヒーでも飲もうとしたのですが、喫茶店らしきものも見当たらず、駅に戻るとしばらくボーッと佇んでいました。いずれも当時の印象ですので誤解の無いように補足しておきますが、最近では様相が一変し、東北の玄関口としてふさわしい景観になっています。ドトールも出店していますのでお目覚めのコーヒーもOKよ。今ではξ^_^ξの住む街より遙かに都会的な景観になっているの。けれども旅人の勝手な我儘を云わせて頂ければ、当時の雰囲気の方が郷愁が感じられて良かったのですが。
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指定の受付時間になり、国際興業グループ青森総合案内所へ。なあんだ、十和田観光電鉄って国際興業グループなのね−と変なところで感心してしまいました。と云うのも、ξ^_^ξの住む街では国際興業のバスがガンガン走っていたりしますので、急に親近感を覚えたりして。当時お世話になった十和田観光電鉄のバスですが、写真は乗車時に頂戴したパンフからの借用です。
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3.ねぶたの里
ねぶたのさと
9:50着 10:50発
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ここでの目玉はやはりねぶた会館にあるねぶたです。10基程のねぶたが展示されていましたが、さすがに動きが無いので迫力が今一つなのが残念。ねぶた運行体験ショーが一日数回行われますので、時間を見計らい体験してみると面白いかも知れませんね。詳しくはねぶたの里を御参照下さいね。
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同じねぶたですが、写真はこの時展示されていた中でのお気に入りです。毎年8月にねぶたの入れ替えがありますので、行く度に違うねぶたに出会えますよ。青森の方々のねぶた祭りの時の、あの爆発するようなエネルギー。輪に入る勇気こそありませんが、一度間近に見てみたいものですね。ねぶたそのものをお知りになりたい方は青森ねぶた祭を御参照下さいね。
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4.萱野茶屋
かやのちゃや
11:00着 11:15発
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途中の車窓からも八甲田山の遠景が楽しめました。萱野茶屋では名物の【三杯茶】の無料サービスがあり、「一杯飲むと3年長生きし、2杯飲むと6年、3杯飲むと死ぬまで生きられる」そうで、茶屋の前には黒山の人だかり。皆さん、そんなに長生きしたいのかしらと思いつつ、ξ^_^ξもつられて試飲してみました。残念ながら一杯しか飲みませんでしたが、正直に云うと余りお茶の味がしませんでしたね。まあしかし、我も我もと我先に。デパートのバーゲンセールじゃないんだから、そんなに元気なら長生き出来るよ−とは云えませんでしたが。(^^;
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5.睡蓮沼
すいれんぬま
11:40着 11:50発
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残念ながら紅葉を愛でるにはちょっと遅かったようですが、最盛期には周囲の紅葉が湖面に映えて美しい景観になるのではないかしら。決して大きな沼ではないのですが、かえってそれが周囲の山々を背景に、箱庭みたいに凝縮された空間を造りあげていました。立ち木にしても自然の成せる技なのでしょうね、どことなく姿形が盆栽のようにも見えるの。
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6.奥入瀬渓流センター
おいらせけいりゅう
12:15着 14:00発
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こちらの施設で昼食タイムです。 何でこんなところで2時間近くも時間を割くのか分かりませんでしたが、決められている以上仕方なく、センター裏の川原のテラスチェアーでのんびりと。この後バスは奥入瀬渓流の渋滞の中を走ることになるのですが、それは例年のことと聞きました。それでも少し位はバスを降りて散策出来るのではと期待をしていたのですが、結局、最初の石ケ戸で10分程降りて歩いてみただけで。銚子大滝も車窓からチラリと見て終えてしまいました。
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悪あがきかもしれませんが、一時間繰り上げて奥入瀬渓流散策の後半の白糸の滝辺りで〜御希望の方、いらっしゃいましたら子ノ口まで歩いてみて下さい。歩くのが嫌な方はそのままバスに乗車していて下さ〜い−とあっても良かったのではと思いますね。バスに乗車したまま子ノ口に向かう方も、渓流センターで時間を持て余すよりは、十和田湖畔の子ノ口で待った方が景観を楽しめるのではないかしら。う〜〜、いつか必ず歩いてやる〜。(^^;
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7.石ケ戸
いしげど
14:10着 14:20発
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奥入瀬渓流めぐりでバスから降車して見た唯一の場所がこの石ケ戸。石ケ戸の【ケ戸】とはこの地方のことばで小屋を指し、石のケ戸だから、石の小屋−で岩屋の意になるの。記念写真しか手許にありませんので、掲載出来ませんが、古墳の玄室を覆う一枚岩のような大きな岩が、これまた大きな木に倒れ架かかり、ちょうどその岩の下が小屋のような造りになっていました。ここで、ガイドさんが紹介してくれた【石ケ戸伝説】をみなさんにもお聞かせしますね。
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むか〜し昔、鬼神のお松という、それはそれは美しい女盗賊がおってのお。お松は石ケ戸を住処(すみか)として道行く旅人から金品を奪っておったのじゃ。旅人が現れると先回りをして、旅の行き倒れを装うては介抱を求め、隙を見て隠し持つ短刀で刺し殺すのじゃ。またある時は旅人の背を借りて川を渡る振りをして、流れの中程にさしかかると、いきなり短刀を振りかざして刺し殺すといった手口じゃった。何でもそうしてお松に殺された者は48人もおったそうじゃ。
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ところがある日のこと、仙台の夏目仙太というお侍さまが通りかかってのお、それはそれはめっぽう腕のたつお侍だったそうじゃ。そうとは知らぬお松は、いつものように色気ある仕草で恥ずかしそうに囁いたのじゃ。
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お侍さま、わたくし、この川を渡りとうございますが、女の身ゆえ仲々思うように行きませぬ。
難儀致しておりますれば、どうか御力添えを‥‥‥
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お侍はお松の色気溢れる仕草の中にもただならぬ殺気を感じたのじゃが、女人の難儀を見過す訳にも行くまいとお松を背負うと川を渡り始めたのじゃ。お松はしめしめと思いながらそうっと懐の短刀を取り出し、お侍の喉元を突き刺そうとしたその瞬間、お侍は背負うていたお松を投げ飛ばし、一刀両断のもとに切り捨ててしまったそうじゃ。お松の柔肌から流れ出た血は川を朱色に染め上げて、やがてお松もこと切れたと云うことじゃ。
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綺麗な薔薇にはトゲがあるとは云いますが、あんまり鼻の下をでれ〜んと長くしていると命まで無くしてしまうようですからお気をつけ下さいね。ただ、こうして観光客が大挙して訪れる日中は良いのですが、陽が沈むと辺りは鬱蒼とした木立ちの森が広がっていますので、道があるとはいえ、全くの暗闇の世界。岩小屋にぼう〜っと焚火の明かりが見えたりしたら、美女というよりは殆ど山姥(やまんば)の世界よね。写真を撮っていると連れの一人が岩小屋から顔を出して おい、そこの旅人、金を出せ!ξ^_^ξ:今回の出費で使い果たしたからお金なんて無いよお〜
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右の写真が銚子大滝です。こんな写真が撮りたかったのですが、車窓から垣間見ただけで終えてしまいました。歩いている方もさすがにこの辺りにくると大勢いらっしゃいました。当然、黒山の人だかりのようでしたから、歩いてみたところでのんびりとカメラを構えていられたかどうか分かりませんね。今回の写真も同じく十和田観光バスのパンフレットからの借用なの。
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8.子ノ口
ねのくち
15:00着&発
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子ノ口に着くとちょうど観光船が出航しようとしていて、ガイドさんの「皆さ〜ん、すみませんが走って下さ〜い」の掛け声で皆さん一斉に観光船に向かってダッシュ!。ですので子ノ口がどういう景観をしていたのか記憶も無く、走ったという記憶だけが残っています。子ノ口から対岸の休屋までは遊覧船に乗船しての十和田湖遊覧。周囲を山に囲まれているために、この時間では陽射しが山々に遮られがちで、見頃を迎えた紅葉もちょっと沈んだ色合いになってしまいましたね。それでも陽射しを浴びた所々では見事な紅葉を見せてくれました。乗船券:¥1,130 所要時間:60分
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9.十和田湖休屋
とわだこやすみや
16:00着
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一時間の遊覧を終えて下船すると遊歩道沿いの紅葉がスッゴク綺麗でした。何という木なのか分かりませんが、それこそ真紅に燃えて、思わず足がそちらを向いてしまいました。けれど「そっちではなくてこちらですよ〜」というガイドさんのことばに後髪を引かれつつ、再びバスに乗車して今宵の宿へ。
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10.休屋・桂月亭
やすみや・かげつてい
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食事を終えて寛いでいると何やら館内から祭囃子が聞こえて来ました。何事かと音のする方を探し歩いてロビー辺りに来ると館内を揺るがす程の大音量。そう、あのねぶた祭です。宿泊客に一夜を楽しんで貰おうという趣向なの。けれど見ているだけではダメで、一緒に躍らされると聞いて尻込みしてしまい、当時は観覧しないまま終えてしまいました。今思うと勿体ないことをしたと思いますね。あの熱気を身近に味わえるいいチャンスだったのに。皆さんは是非味わってみて下さいね。
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詳しくは休屋・桂月亭を御参照下さいね。サイト内の−ある夫婦の会話−が我が事のようで。 その他の十和田湖周辺の宿泊施設をお知りになりたい方は東北宿泊情報を御参照下さいね。
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